「分析化学」編集委員会


 「分析化学」編集委員会は,液体クロマトグラフィー研究懇談会と共同で「LCとLC/MSの新展開」と題した特集を企画しました.高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は,1969年にKirklandらによって報告されて以来,この50年の間に様々な物質の分離定量法として発展し,2004年には超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)も開発されました.これらの分離手段は分析・分取の両面でアカデミア,産業界を問わず益々重要な存在となっています.また,最近10年間には,検出に質量分析(MS)を利用したLC/MSやLC/MS/MSが急速に発展しました.精緻かつ豊富な情報提供能を具備したこれらの方法は,従来とは次元が異なる解析手段を社会に提供しています.

 このような背景に鑑み,本特集号では方法論の新規開発はもとより,実試料の前処理,カラム分離,検出,情報処理などに関する工夫や様々な応用例に関する論文の投稿をお待ちしています.奮ってご投稿ください.

1. 特集論文の題目
LCとLC/MSの新展開
2. 特集論文の対象
“液体クロマトグラフィー,LC/MS及びそれらに関連する前処理,カラム分離,検出方法や情報処理”に関連する研究成果を含むもの.
3. 論文の種類
総合論文,報文,技術論文,ノート,アナリティカルレポート
4. 特集論文の投稿規定及び投稿の手引き
一般論文に準拠(「ぶんせき」2019,No.3,又は URL = https://www.jsac.or.jp/~wabnsk/pdf/toko_j_201802.pdf参照)
5. 特集論文の審査方法
一般論文に準拠
6. 特集論文の申込方法
投稿カード(Excelファイル)に所定の事項を記入(論文種目欄と特集名「LCとLC/MSの新展開」を選択)し,「分析化学」編集委員会あてにお申し込みください.投稿カードのうち,題名,著者は暫定のもの,原稿予定枚数などの未定部分の記載は不要です.
7. 投稿方法
「テンプレートファイルによる投稿要領( https://www.jsac.or.jp/~wabnsk/youryou.html)」を参照し,論文投稿フォーム( https://www.jsac.or.jp/~wabnsk/toko.html)よりご投稿ください.
8. 特集論文申込締切
2019年 8月23日(金)
9. 特集論文原稿締切
2019年10月11日(金)
10. 特集論文掲載号
第69巻第3号の予定.
11. 特集論文に関する申し込み・問い合わせ先
〒141-0031東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304
(公社)日本分析化学会「分析化学」編集委員会
電話:03-3490-3537