この度、公益社団法人 日本分析化学会の17番目の研究懇談会として、「受託分析研究懇談会」を設立することになりました。
受託分析研究懇談会は、従来の研究分野・テーマ別の研究懇談会と異なり、受託分析に関わる会員を対象にした研究懇談会です。
受託分析業は、環境分析、食品検査、材料解析、物性試験、製品の安全性評価、医薬品関連試験、ライフサイエンス関連、臨床検査等、多岐にわたりますが、いずれも自社外に分析データを提出するという事業の特性上、データの信頼性確保、標準化等について、共通の課題を有しております。
　また我が国が「失われた20年」から脱し、新たな成長を実現するために科学技術立国を目指していくことは、産官学関係者のみならず広く国民的合意が得られているように思いますが、日本の成長戦略の中核をなす様々な分野での研究開発の進展・高度化に伴い、より高度な分析技術が要求されることが予想されます。
これらについての情報共有化やスキルアップについても、受託分析業界共通の課題として取り組んでいく予定です。
以下の要領で設立総会を開催します。
多くの方のご参加をお待ちしています。

第1部

第2部